Gravures de Hui : etude du livre illustre chinois (fin du XVIe siecle-premiere moitie du XVIIe siecle) <Memoires archeologiques>
Gravures de Hui : etude du livre illustre chinois (fin du XVIe siecle-premiere moitie du XVIIe siecle) <Memoires archeologiques>
著者 Michela Bussotti
出版社 Ecole francaise d'Extreme-Orient
刊行年 2001
ページ数 494 p.
サイズ 27*21cm
ISBN 285539614X
解説 B 小口少キズ、ほか並程度 仏語洋書
16世紀末から17世紀前半にかけての中国の挿絵本に関する研究。
東洋における印刷の "発祥地 "である中国では、近年までキシログラフィの技法が用いられ、印刷されたテキストと画像が並行して発展した。古代の挿絵本はその貴重な証人であり、16世紀から17世紀にかけて制作された挿絵本は、その数と洗練度の高さで際立っている。ヨーロッパのコレクションに保存されているこれらの出版物のいくつかは、現在の安徽省の南部地域である恵州の人々、あるいは彼らに倣った人々によって制作された作品に焦点を当てたこの研究の出発点となった。
『Gravure de Hui』は、このキシログラフィ制作に関する初のフランス語版であり、挿絵、そしてより一般的には、挿絵を含む作品とそれを制作した出版システムを理解するための多くの鍵を提供する。1600年前後の中国の印刷・出版技術の紹介に続き、回派の挿絵作品の紹介、これらの書物の特徴や発展、挿絵のテーマについて、他の種類の印刷物との関連や他の芸術形式との比較を分析する2つのセクション、そしてこれらの印刷物を制作した人々やその恩恵を受けた人々についての最後のセクション。
20230707